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如何に成功するのか
「会社を如何に成功させるか」ということはよく議論されがちである。その中ではしばしば「成功した会社はこんなことをしていた」などと語られる。しかし、成功した会社と同じことをしていながら失敗に終わった会社というのもあるであろう。
では、成功しなかった会社というのはなぜ失敗に終わってしまったのであろうか。基本的には彼らは「致命的な失敗をしてしまった」と考えることができる。そう考えると『致命的な失敗』とはなんなのかということが重要なことであるように思われてくる。
そこで、「どのようにすれば自身の会社を倒産へ追い込むことができるのか」ということを簡単なリストにまとめた。決して網羅的にはなっていないため、リストは付け足していく予定ではあるが、少しでも参考になればと願う。
会社の潰し方
身内に敵を作る
- 賃金をケチる
- やりたくない事を押し付ける
- 感謝しない
- お金を欲しい人を入れる
- 会話が通じない株主を持つ
- ファンへの裏切り
- 外部協力者への裏切り
- 外部協力者への義理を守らない
価値あるものを生み出さない
- 非顧客志向
- 顧客を理解しない
- 顧客からの理解を軽視
- 顧客コミュニケーションの低質化
- 低質な「上司→部下のコミュニケーション」が「部下→顧客のコミュニケーション」へ伝播
- 品質管理の不足
- 働いてるフリをする
正義を過信する
- 正義を理由に辻褄合わせをサボる
- 感情を無視する
- 市場原理に逆らう
- 机上のロジックを信じ込む
- 政界に喧嘩を挑む
- ホリエモンになる
お金を無駄遣いする
- 無意味な「節税」
- 縁故取引
- 強がり
- 予算の目的効果の無管理
無価値な信念を貫く
- ワンプロダクトで勝負する
- 提供価値を柔軟に変更しない
- 事業ドメイン外を理由に目の前のチャンスに取り組まない
- 不要な資金調達をする
- 一人起業の否定(無闇に複数人で起業する)
- 節約の為に社長の手を動かす
計算をしない
- ユニットエコノミクスを計算しない
- 各使途の結果効果を計算しない
- リスク算定をせずに失敗の可能性のある事を避ける
- リスク算定をせず、ポートフォリオを組まない
- フリーキャッシュフローを計算しない
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